剣闘獣の展開メモ
どうも初めまして。
すいし(YPネーム:オワタロウ)と申します。
最近のブログブームに乗っかることになりました。
今回ご紹介するのは、個人的に人に負けないレベルの知識を持っていると自負している「剣闘獣」というテーマです。
新ルールで融合モンスターはマーカー関係なく置けるようになった……
こいつの効果が使いたくても使えない時代が終わると思うと感動もひとしおです。
もっとも、リンクルールの悪影響しか受けていなかったわけではありません。
むしろ恩恵の方が大きいです。
その理由がこれですね。
戦闘を介さなければ効果を発揮できない剣闘獣において、先攻展開を可能にさせてくれたのですから。
そんな剣闘獣の展開について、なるべく理路整然としたものをご紹介いたします。
①スレイブパンサーを立てる
まずスレイブパンサーが立たないと始まりません。(つまりマストカウンター)
立てる方法には以下のようなものがあります。
・レスキューラビットとレスキューキャット
・予想GUYでアンダルSS+NS
・アンダルをリンククスパイダーに変換+リンクスパイダー効果でアンダルSS
・剣闘獣NS+スレイブタイガー
・NS+再起で手札からSS
このような方法でスレイブパンサーをリンク召喚しましょう。
ここで気をつけることですが、通常召喚権を使わずに済むなら必ず温存しましょう。
最大展開が一気に近づきます。
②スレイブパンサーの召喚時効果でサーチする
スレイブパンサーはリンク召喚時に、剣闘獣カードをサーチできます。
しかし、最初で最大の難関がこのサーチ先の決定です。
手札と召喚権の有無に応じて、柔軟に立ち回らなければなりません。
ここで、先に最高盤面について触れておきましょう。
最高盤面は、2妨害アポロウーサ+ドミティアノス+ヘラクレイノスです。
(モンスター効果3妨害+手札の数だけ魔法罠無効+打点3500未満との戦闘耐性)
これに至るためにこの段階で必要なものは、
・盤面の剣闘獣+エーディトルの素材
これになります。
盤面の剣闘獣については、
・通常召喚権が残っている
・再起で墓地か手札から呼ぶ
この二通りで用意します。
エーディトルの素材については、
・手札にレベル5以上の剣闘獣
・手札にダリウス+墓地に剣闘獣
・手札にアウグストル+剣闘獣
これを満たしていればよいです。
これをもとに、足りないカードをパンサーのサーチ先に決めましょう。
ここで、盤面の剣闘獣かエーディトルの素材どちらかが足りない場合、最大展開を諦めた上でサーチ先を決めなければなりません。
a. エーディトルの素材がない場合
素材をサーチしましょう。
b. 盤面の剣闘獣がない場合
再起をサーチしましょう。その後展開できません。
これで、サーチ先についての説明は終わりです。
③パンサーの効果で剣闘獣を入れ替える。
パンサーの②の、フィールドの剣闘獣をデッキの剣闘獣と入れ替える効果、これこそが剣闘獣が先攻で効果を発動できる理由です。
しかし、これも状況に応じて柔軟に変えなければならないので難しいです。
何に入れ替えるかは、状況によって若干変わります。
a. 手札にエーディトルの素材がある場合
デッキからアウグストルを特殊召喚しましょう。
その効果で、手札の素材を特殊召喚できます。
ここでダリウスを特殊召喚した場合は、墓地の剣闘獣を特殊召喚する効果も使いましょう。
b. 手札にエーディトルの素材がないが墓地にレベル4の剣闘獣がいる場合
ダリウスを特殊召喚しましょう。
その効果で墓地のレベル4剣闘獣を出しましょう。
そのままバグースカを出しておしまいです。
c. 手札にエーディトルの素材がなく、墓地にレベル4の剣闘獣もいない場合
相手によってダリウスかエクイテを選択しましょう。
ダリウスを出す場合は、そのまま効果で出した剣闘獣とパンサーと一緒にアポロウーサを狙う場合です。
エクイテを出す場合は、相手にアポロウーサの効きが悪そうなとき、墓地の再起を回収して次に備える場合です。
④エーディトルを召喚する。
③の段階でバグースカやアポロウーサでお茶を濁さずに済む場合、いよいよパワカの登場です。
エーディトルの召喚条件はレベル5以上の剣闘獣×2ですが、その出し方には2通りあります。
a. 盤面にレベル5以上の剣闘獣が2体いる
そのまま融合召喚しましょう。
b. 盤面にアウグストルとダリウスとダリウスで特殊召喚した剣闘獣がいる
アンダバタエを融合召喚しましょう。
アンダバタエは効果でEXデッキから融合モンスターを出せるので、ガイザレスを出します。
すると盤面にレベル5以上が2体いるので、エーディトルを出せるというわけです。
⑤エーディトルの効果を使う
エーディトルで呼ぶモンスターですが、基本的にドミティアノスかヘラクレイノスになります。
相手に応じて、刺さりそうな方を選択してください。
ただし、ヘラクレイノスは手札コストが要りますので、手札の枚数と相談も必要です。
ここで、手札に再起が残っている場合、必ずドミティアノスを先に出してください。
ヘラクレイノスとエーディトルは同じ獣戦士族なので、再起でエーディトルを呼べなくなってしまいます。
⑥そして最大展開へ
最大展開できる場合、盤面にパンサーとエーディトルとドミティアノス、手札に再起が残っているはずです。
そしたら、まずはパンサーとエーディトルでリンク3を呼びましょう。
これはなんでもいいですが、EXデッキの都合上、天威の龍拳聖を使うことがほとんどです。
手札にPSYフレームギア・ɤがあれば、PSYフレームロード・Λでもいいでしょう。
すると墓地にエーディトルが送られるので、再起で蘇生します。
エーディトルは同名ターン1がない壊れなので、効果でヘラクレイノスを出せる、という寸法です。
(地味に再起もターン1がない壊れです)
最後に、龍拳聖とエーディトルでアポロウーサを出せば、最大展開完了です。
アポロウーサは1600打点しかありませんが、ドミティアノスが戦闘から守ってくれるので意外と固いです。
いかがでしたでしょうか。
剣闘獣の最大盤面は見たことあるけど展開がよく分からない……そんな人にもなんとか論理的に説明できたのではないかと思っております。
最大展開の条件を簡単にまとめると、
・通常召喚権を残しながら手札にエーディトルの素材がある
・再起2枚とエーディトルの素材のうち、2枚が揃っている
となります。
注意点ですが、
・再起でフィールドと同じ種族の剣闘獣は出せない
・パンサーで同名は呼べない
この2点にひっかかると展開が止まってしまいます。
当然、パンサーに泡擁やヴェーラーでも止まります。
逆に相手にしている場合は迷うことなく打ちましょう。
後攻の場合は、この展開にこだわる必要はありません。
ガイザレスで盤面を荒らしてからメイン2で展開してもいいですし、ドラガシスで無理矢理2回剣闘獣の効果を発揮させてもいいわけです。
後攻の展開は決まったものがないので、これぐらいにさせて頂きます。
以上で本記事もおしまいになります。
よろしければぜひ、剣闘獣、使ってみてはいかがでしょうか。
そのパワーにきっと驚くことと思います。
それでは、構築編でまたお会いしましょう。