11期の天使族の展開 ~プロキシー・F・マジシャンを利用した確定クリスティア展開~
久しぶりにブログを書きます。
今回は天使族使いに大きな影響を与えうる発見をしたかもしれないので至急報告させていただきます。
まず、天使族といえば、何を思い浮かべますか?
やはり天使族最強のカード、大天使クリスティアを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。
登場以来、そのカードパワーで多くの決闘者にトラウマを植え付け、多くのデッキが特殊召喚に依存している現代遊戯王においては出せばほぼ勝ち、と言わしめる、名実ともに最強の天使族しょう。
我々は普段3人チームで遊戯王を楽しんでいるわけですが、10期において、ラルバウールをからませながらヴィーナスから確定でクリスティアを出すデッキを開発し、結果を残しました。
https://twitter.com/suishi_owatato/status/1183328765989933056?s=20
しかし、その核の一つであったエルピィが禁止となり、確定クリスティアはできなくなってしまいました。
そんな中、天使族サポートは続々と出てきて、新たな可能性の土壌が出来上がっていました。
そしてきたる11期、黎明の堕天使ルシフェルの登場により、ついにかつての確定クリスティアがより強固な盤面に進化して帰ってくることとなりました。
前書きはこの辺りにして、そろそろ本題に入りましょう。
まず、確定クリスティアのためのデッキがこちらになります。
採用理由については後程構築編を書く予定です
今回は展開について紹介します。
以下ヴィーナス初動、手札コスト2枚、ライフ2500が必要になります。
1.創造の代行者ヴィーナスNS、効果で3体の神聖なる球体をSS
2.2体の神聖なる球体で失楽の堕天使をリンク召喚
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3.失楽の堕天使の②の効果で、手札1枚をコストに堕天使アスモディウスをサーチ
4.ヴィーナスと失楽で天空神騎士ロードパーシアスをリンク召喚
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5.ロードパーシアス①の効果で手札1枚をコストにマスターヒュペリオンをサーチ
6.神聖なる球体1体で星杯竜イムドゥークをリンク召喚
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7.ここでロードパーシアス②の効果が起動、墓地の神聖なる球体を除外して手札から堕天使アスモディウスSS
※神聖なる球体がイムドゥークの素材として墓地に送られたことによる誘発効果です。
8.アスモディウスの起動効果でイーバを墓地送り
9.イーバの効果で墓地の失楽の堕天使と神聖なる球体を除外して星杯の妖精リースと宣告者の神巫をサーチ
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10.墓地のヴィーナスを除外してマスター・ヒュペリオンSS
11.マスター・ヒュペリオン起動効果で、墓地の神聖なる球体を除外して堕天使アスモディウス破壊
12.アスモディウス破壊時効果でアスモトークンとディオストークンSS
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13.イムドゥークで増えた召喚権でリースNS
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14.ロードパーシアスとイムドゥークでプロキシー・F・マジシャンをリンク召喚
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15.マスター・ヒュペリオンとリースで二体目の失楽の堕天使をリンク召喚
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16.プロキシー・F・マジシャンの効果でアスモトークン・ディオストークン・失楽の堕天使を素材に黎明の堕天使ルシフェルを自身のリンク先に融合召喚
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※必ずFマジシャンのリンク先に出しましょう。
17.プロキシー・F・マジシャン②の効果で手札から宣告者の神巫SS
18.宣告者の神巫①の効果でデッキからクリスティアを墓地送り
19.プロキシー・F・マジシャンと宣告者の神巫で水晶機巧-ハリファイバーをリンク召喚
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20.ハリファイバーの効果でデッキから宣告者の神巫をSS
21.ハリファイバーを素材にリンクロスをリンク召喚
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22.リンクロス効果でリンクロストークン2体SS
23.宣告者の神巫とリンクロストークン2体で虹光の宣告者をシンクロ召喚
24.黎明の堕天使ルシフェル③の効果で墓地からクリスティアをSS
これで盤面がリンクロス・黎明の堕天使ルシフェル・大天使クリスティア・虹光の宣告者となります。
特殊召喚封じ、天使族全体に対象耐性、一回万能無効
なかなか強固な盤面ではないでしょうか。
ちなみに上記の展開は、あくまで自分のターンにクリスティアを安全に召喚する展開です。
相手ターンにルシフェルの効果でクリスティアを蘇生する場合、自ターンには別の天使族を蘇生できますので、手札次第ではさらに虚光の宣告者や真龍皇V.F.D.を立てることも可能になります。
いかがだったでしょうか。
従来からヴィーナス初動として失楽ロードパーシアスイムドゥークアスモディウスイーバの動きはありましたが、今回さらに強力な展開が完成したのではないでしょうか。
ぜひ天使族使いの皆様は一度回してみて、さらなる改良点を見つけて頂きたく思います。
最後に、ラルバウールによる確定クリスティアを完成させ、今回の基盤を作ったぽけこま氏、そして今回ヒュペアスモFマジシステムを発案したデデンネ氏に厚くお礼申し上げます。
それでは次回、構築編でお会いしましょう。